ベビーベッドと布団どっちがいいの?良い点と悪い点を踏まえて選択!

育児

出産準備に欠かせないものの1つが寝具ですが、ベッドにするべきか布団にするべきか悩みますよね。
正直、どちらにも良い点と悪い点があります。これらを考慮しながら、ライフスタイルに合った方を選択しましょう!

寝具選びで必要なもの

・固めの敷布団
・敷布団カバー
・防水シーツ
・キルトパッド ※バスタオルでも代用可能
・(掛布団、スリーパー)
・(枕)

ベッドの場合はさらにベッド柵が必要になります。
ベッドのサイズに合わせて布団を購入するようにしましょう。

硬めの敷布団
生まれたばかりの赤ちゃんは骨格が柔らかいため、硬めの布団で首や背骨を支えてあげる必要があります。

敷布団カバー
赤ちゃんの肌にも優しい綿100%のものやガーゼ素材のものがおすすめです。

防水シーツ
赤ちゃんは吐き戻しが多く、オムツからおしっこが漏れてしまうことは日常茶飯事です。布団が汚れないように敷きましょう。
防水シーツは洗濯を考えると2枚以上あると便利です。

キルトパッド
敷布団の上に敷いて赤ちゃんの汗などの湿気を吸収します。通気性が良いため赤ちゃんの肌にも優しいです。バスタオルでも代用可能です。

バスタオル
キルトパッドを洗濯している際は、バスタオルを代用して使用していました。掛布団にも代用可能です。
赤ちゃんが生まれてからバスタオルの消費が激しく、何枚も買い足しました。

掛布団、スリーパー
季節にもよりますが、室温が温かく保たれていれば掛布団やスリーパーは必要ないことがあります。また、掛布団はバスタオルでも代用可能です。
掛布団は赤ちゃんの顔に被ってしまった際に窒息の危険性があり、最近はスリーパーの使用が推奨されています。足をバタバタするようになったり、寝返りをするようになると掛布団がはだけてしまうので、スリーパーの使用がおすすめです。


枕は新生児のうちは必要ありません。使う時期は明確には決まっていませんが、1歳ごろまたは首が座ってから使用する場合が多いです。

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布団はセット売りされているものがあります。大体6点~10点セットのものが売られていますが、結局全部は使わなかったり代用できるものもあります。
セット売りについて詳細を知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

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ベッドvs布団論争

正直、どっちの方が良いとは言い切れません。
なぜなら人によって考え方やライフスタイルが違うからです。
ベッドか布団、それぞれのメリットとデメリットを考慮したうえで赤ちゃんとの生活をイメージして決めましょう!

衛生面やアレルギー対策はベッドの勝利!
布団は床からの距離が近いため、ホコリやチリが舞いやすいですが、ベビーベッドは床からの距離があるため、布団よりは衛生的です。
また、布団を床に敷いているとマットレス内部に湿気がこもりやすく、カビの原因になります。

腰への負担はベッドの勝利!
ベビーベッドは赤ちゃんのお世話をしやすいちょうど良い高さに設計されている場合が多く、赤ちゃんを抱っこしたり、寝かせる際やおむつ交換など腰への負担はベッドの方が少ないです。

授乳時の負担は布団の勝利!
特に夜間の授乳が圧倒的に布団の方が楽です。ベビーベッドの場合は立ち上がって柵を下すという動作が必要になります。

上の子やペットからの安全確保はベッドが勝利!
ベッドの場合は、上の子や動物を飼っていても安全が確保されます。また、動物アレルギーの心配も減ります。

費用は布団が勝利です!
ベッドの場合は布団にプラスしてベッドが必要となるため、布団の方が圧倒的に安いです。
※ベッドはレンタルもできます。購入よりもレンタルの方がお得なことがあるためおすすめです

使用できる期間が長いのは布団が勝利!
明確には決まっていないですが、ベッドが使用できるのは1年前後なことが多いです。早い子だと3~4か月で卒業する子もいます。添い寝じゃないと寝なくなることも多いです。また、つかまり立ちをするようになると転落の危険があります。

 

安全なのはベッド?布団?

正直、ベッドも布団もそれぞれに事故が発生してしまう要因があります。

ベッドの場合
転落、転落後に狭い隙間に入って窒息、ベッドガードとマットレスの間に挟まり窒息など

布団の場合
赤ちゃんに大人の体の一部が覆い被さる、掛布団が顔に被ってしまう、布団に顔が埋もれてしまうなど

そのためどちらが安全とは言い切れませんが、絶対に不慮な事故が起きないように対策をすることが大切です!

絶対に不慮な事故を発生させないための対策
・敷布団は固めのものを使用する
・クッションやぬいぐるみなどの柔らかいものを近くに置かない
・布団やベッドは赤ちゃん専用のものを用意する
・寝る時は仰向けで寝かす
・掛布団は軽いもの、スリーパーを着せるとより安全

赤ちゃんの成長は早く、昨日難しかったことが今日できるようになることがあります。そのためはじめからしっかりと対策をとって赤ちゃんが安全に過ごすことができるように準備しましょう。

 

参考までに…私は布団派でした!

ちなみに私はベビーベッドを使用せずに、夜間は敷布団を夫と私、赤ちゃんのもので川の字になるように敷いて寝ていました。日中リビングで過ごす際は、硬めのマットレスをリビングに敷いて過ごしていました。

正直、布団で不便に思ったことはありませんでした。むしろ赤ちゃんの寝かしつけや夜間の授乳が1番大変だったので、布団の方がスムーズに行えると思いました。
デメリットをあげるなら日々の抱っこや赤ちゃんを布団に寝かせる際に腰が痛い時期がありましたが、妊娠・出産と腹筋がおちていたので、環境でというよりも筋トレで改善しました(笑)

しかし、冒頭にも申し上げた通り、人によって考え方やライフスタイルは違うため、ベッドか布団どちらがいいといったことはありません。
それぞれのメリットとデメリットを考慮した上で検討していただけたら幸いです。

お忙しい中閲覧していただきありがとうございました!本記事が皆さんの少しでも参考になれたら嬉しいです。