最低限必要な赤ちゃん用の寝具~なるべくコストを抑えたい人必見~

育児
Cute little baby sleeping in soft crib at home

赤ちゃん用の布団は絶対に必要です。
すぐに大きく成長する赤ちゃんですが、大人用の布団を使用したり、大人用の布団で赤ちゃんと添い寝するのは危険です。必ず赤ちゃん用の布団を購入してあげましょう。

ベビー布団はセット売りされているものもありますが、必ずしも全ての種類が必要かといわれるとそうではありません。
ベビー用品は全部揃えようとするととても値段が高いので、必要最低限用意して、必要になったら買い足すのがおすすめです。

赤ちゃん専用のベビー布団はどうして必要なの?

赤ちゃん用の布団は大人用に比べて硬い作りになっており安全に配慮されています。

赤ちゃんの成長のため
赤ちゃんの骨はとても柔らかいです。赤ちゃんの脊髄の形は大人と異なり、3~4か月頃に首がすわり、徐々に脊髄の形が大人のように形成していきます。もし柔らかい布団に赤ちゃんを寝かせると、姿勢が曲がったままの状態で寝てしまうため、背骨や関節の正常な発達を阻害する恐れがあります。

・大人の脊髄・・・S字カーブ
・赤ちゃんの脊髄・・・C字カーブ

 

寝ている事故を防ぐため
赤ちゃんの布団はやや硬い作りとなっているため、寝返りなどした際に顔が埋もれてしまう心配を減らします。また、赤ちゃん用の布団で分けてあげることで大人の体の一部や掛布団などが赤ちゃんに覆い被さり窒息するリスクを減らします。

赤ちゃん用の布団は硬めのマットレスで代用することも可能です。とにかく大人用の布団と分けて安全に配慮することが大切です。

 

必要最低限の赤ちゃん用の寝具はコレ!!

・硬めの敷布団
・敷布団カバー
・防水シーツ

この3つに関しては出産前に準備しておきましょう。
あとはバスタオルとフェイスタオルがあればなんとかなります!!そのほかのものは必要になったら買い足すのがおすすめです。

 

硬めの敷布団
赤ちゃんの成長と安全面から硬めの敷布団を用意することが大切です。
赤ちゃんの成長はあっという間なので標準タイプのサイズのものを使用するのがおすすめです。

標準タイプのサイズ:120×70cm
ミニタイプのサイズ:90×60cm

敷布団カバー
赤ちゃんの肌にも優しい綿100%のものやガーゼ素材のものがおすすめです。

防水シーツ
下に水分を通さないので赤ちゃんが吐き戻しやおねしょをした際に布団を汚すのを防ぎます。
洗濯することを考えると2枚以上あると便利です。

 

必要最低限の寝具の使い方・活用方法

下から順に
敷布団→
防水シーツ→バスタオル→敷布団カバー
の順にセッティングします。

防水シーツは通気性が悪いため、防水シーツの上に直接寝かせるのは赤ちゃんの肌に良くありません。
そのため、防水シーツの上にバスタオルを敷きます。

また、赤ちゃんは吐き戻しが多いです。そのため、枕代わりに頭の下にフェイスタオルを敷き、毎日取り替えてあげると衛生的です。
※枕は新生児は基本的には必要ありません。詳細について知りたい方はこちらを参考にしてください。

赤ちゃんの枕はいつから必要?選び方のポイントも合わせて紹介
赤ちゃんに枕は基本的には不要です。ではいつから準備したらいいのか、枕選びのポイントなど分かりやすく紹介します。

 

必要最低限+αで場合によって必要になるもの

必要最低限の寝具に加えて、場合によって必要になってくるのがスリーパーと掛布団です。

季節にもよりますが、室温が温かく保たれていれば掛布団やスリーパーは必要ないことがあります。そのため、初めは用意しないで必要になったら購入するでもいいかもしれません。また、掛布団はバスタオルでも代用可能です。

掛布団は赤ちゃんの顔に被ってしまった際に窒息の危険性があり、最近はスリーパーの使用が推奨されています。足をバタバタするようになったり、寝返りをするようになると掛布団がはだけてしまうので、スリーパーの使用がおすすめです。

生まれてすぐの赤ちゃんは大人+1枚が目安ですが、
産後1ヵ月以降の赤ちゃんは基本的に暑がりです。大人-1枚を参考に考えましょう。

 

ちなみにベビー布団のセット売りはこんなに入っている

8点セット中身例
・敷布団
・敷布団カバー
・掛布団
・掛布団カバー
・枕
・枕カバー
・キルトパッド
・防水シーツ

キルトパッド
敷布団の上に敷いて赤ちゃんの汗などの湿気を吸収します。通気性が良いため赤ちゃんの肌にも優しいです。

キルトパッドはバスタオルで代用可能なため、必要最低限のほうでは防水シーツの上にキルトパッドの代わりにバスタオルを敷きます。

セット売りについてより詳細を知りたい方はこちらの記事もよかったら参考にしてください。

ベビー布団はセットで購入すべき?なるべくあるもので代用しよう
ベビー布団はセットで購入すれば手っ取り早いですが、本当に全部使いますか?敷く順番は?キルトパッドや防水シーツって何?代用品など布団セットの中身や役割について詳しく紹介します。

もちろん、ベビー布団セットを購入すればひとまず不足ありませんが、値段が高い上に自分の赤ちゃんには結局合わず買い足したり全部使用しなかったと購入したのを後悔する人も多いです。

 

ベビー布団はいつまで使える?

ベビー布団の卒業時期は明確な決まりはありませんが、標準サイズ(120×70cm)のものは2歳までを目安に作られています。
※ミニサイズ(90×60cm)は1歳ごろまでを目安に作られています。

卒業のタイミングとしては様々な理由があり、
・寝返りして布団からはみ出すようにあったから
・大人と添い寝するようになったから
などなど。

ベビー布団の卒業後はジュニア用や大人用の布団を購入する方が多いです。

ベビー布団は使用できる期間が短いため、買いすぎは注意です。最低限準備してあとで必要になったら買い足すのがおすすめです。
お忙しい中閲覧していただきありがとうございました!本記事が皆さんの少しでも参考になれたら嬉しいです。