ベビー布団はセットで購入すべき?なるべくあるもので代用しよう

育児

出産準備に欠かせないものの1つが寝具ですが、赤ちゃん用の布団は単品で売られているものとセット売りされているものがあります。
何を購入したらいいのかわからないため、セットで購入したほうが楽かも…という方多いと思います。しかしセット売りは6~10点入っており、結局全部は使わなかったり代用できるものもあります。

今回はベビー布団セットの中身についてや代用できるもの、値段を抑えたい方が最低限揃えたい寝具など私の体験談も交えながら紹介します。

布団セットの中身と役割~防水シーツやキルトパッドとは?~

6点セットの中身例
・敷布団
・敷布団カバー
・掛布団
・掛布団カバー
・枕
・枕カバー

一見、必要なものが最低限入っているように感じますが、枕は赤ちゃんのうちは基本的には必要ありません。明確な時期は決まっていませんが、1歳前後で購入を検討することが多いです。購入時期や何を目的に購入するかによって種類等も変わってくるため、出産準備の段階で購入するのは早い可能性があります。

赤ちゃんの枕はいつから必要?選び方のポイントも合わせて紹介
赤ちゃんに枕は基本的には不要です。ではいつから準備したらいいのか、枕選びのポイントなど分かりやすく紹介します。

 

8点セット・10点セットの中身例
・敷布団
・敷布団カバー
・掛布団
・掛布団カバー
・枕
・枕カバー
・キルトパッド
・防水シーツ
※10点セットはこの内容に掛布団やカバー、防水シーツが追加されてる場合が多いです。

キルトパッド
敷布団の上に敷いて赤ちゃんの汗などの湿気を吸収する。
通気性も良いため肌にも優しい。

防水シーツ
下に水分を通さないから赤ちゃんが吐き戻しやおねしょをした際に布団を汚さない。
通気性は悪いため、防水シーツの上に直接寝かせるのは肌に良くない。

キルトパッドと防水シーツの違い
キルトパッドには防水機能が備わっていないという点です。キルトパッドだけでは吐き戻しやおねしょした際に布団が汚れてしまいます。

赤ちゃんの肌に優しく、通気性がいいキルトパッドと布団を汚さない防水シーツはセットで使用することがおすすめです。

 

布団セットの敷く順番

①敷布団
②防水シーツ
③キルトパッド
④敷布団カバー

お肌に優しいキルトパッドで赤ちゃんの汗を吸収してあげて、防水シーツでお漏らしや吐き戻しなどで布団が汚れないようにしてあげます。

 

ベビー布団で代用できるもの

赤ちゃんは吐き戻しをしたり、オムツからおしっこが漏れてしまうことは日常茶飯事です。赤ちゃんのために衛生的に保つことは大切ですが、洗濯・乾燥のことを考えると2~3枚必要になり、値段が高くなります。代用できるものは代用して、なるべく少ない枚数で済むように工夫しましょう。

敷布団は硬めのマットレスでも代用可能
大人と一緒の布団でねんねではなく、赤ちゃん用の布団で分けてあげることが大切です!
大人の布団で一緒に寝ると、赤ちゃんの顔が敷布団や掛布団、大人の使用している枕に埋まってしまい窒息の危険性があります。大人の体の一部が赤ちゃんに覆い被さるリスクもあります。
また、赤ちゃんは骨格が柔らかいため、硬めの布団で首や背骨を支えてあげる必要があります。

キルトパッドはバスタオルで代用可能
キルトパッドの洗濯・乾燥を考えると2~3枚必要になりますが値段が高いです。新しく購入するのではなく、洗濯している場合はバスタオルで代用することも可能です。
私は1枚だけ持っていて洗濯しているときはバスタオルで代用していました。

掛布団もバスタオルで代用可能
赤ちゃん用の掛布団を1枚用意しておくと便利ですが、バスタオルでも代用可能です。
季節にもよりますが、室温が温かく保たれていれば掛布団は必要ないことがあります。そのため、初めは用意しないで必要になったら購入するでもいいかもしれません。
最近は掛布団も赤ちゃんの顔に被ってしまった際に窒息の危険性があるため、スリーパーの使用が推奨されています。

一般的に新生児の赤ちゃんは大人+1枚
1ヵ月を過ぎると大人-1枚が基本となります。温めすぎも赤ちゃんにとっては注意が必要です。

 

【注意】ベビー布団とお昼寝布団は違う

お昼寝布団は、保育園や幼稚園のお昼寝で使うものです。お昼寝布団はベビー布団よりもやわらかいものが多く、赤ちゃんにとって危険なので購入する際は間違えないようにしましょう。

 

最低限必要な寝具~値段を安くしたい方はこれだけ準備しよう~

・硬めの敷布団
・敷布団カバー
・防水シーツ
・バスタオル
・フェイスタオル
・(スリーパー、掛布団)

本当に必要最低限はこれだけです。値段を抑えたい方はこれだけ準備してあとは必要になったら買い足すでもいいかもしれません。
敷布団→防水シーツ→バスタオル→敷布団カバーの順にセットします。さらに吐き戻しの対策で頭の下にフェイスタオルを敷き、毎日交換すると衛生的です。
掛布団もバスタオルで代用可能ですが、季節に応じて必要であればスリーパーや掛布団も準備しましょう。

 

参考までに…私が寝具として使っていたもの

敷布団(1枚)
敷布団カバー(1枚) 洗濯して乾かなかったらバスタオルで代用
掛布団(1枚) 寒くなったらバスタオルとスリーパー追加
掛布団カバー(1枚)
キルトパッド(1枚) 洗濯しているときはバスタオルで代用
防水シーツ(2枚) 洗濯した時用に新たに1枚購入して2枚使用
バスタオル 代用で使用
フェイスタオル 吐き戻し対策で頭の下に敷いて毎日交換

私は初めての出産準備の際に何が必要かよく分からず、とりあえず布団10点セットを購入しました。正直ろくに調べず多ければ多いほど良いと思っていました。
案の定、今は全部は使わずに生活してみて必要なものだけ使用しています。

出産準備は全部揃えようとすると本当に値段が高いですし、使うのは一時のものが多いため、なるべく無駄なものは省いて、安く済ませるために代用できるものは代用して備えることが大切だと思います。

お忙しい中閲覧していただきありがとうございました!本記事が皆さんの少しでも参考になれたら嬉しいです。